【Ex-Amazon・不動産スタートアップ】森永・隆弘氏と語る・「グローバル」テーマ
本記事では、アマゾンからシリアルアントレプレナーシップへとダイナミックにシフトした森永貴博のキャリアを紐解き、特に不動産テックとクロスボーダー市場において、グローバルなスタートアップ・ベンチャーを追求する彼の道のり、挑戦、戦略的ピボットについて詳述する。
注目すべき内容:
スタートアップの国際展開の重要性: 森永さんが最初からアメリカ市場を選んだ理由として、グローバル規模の事業を目指すためと、アメリカには自身が目指すプロダクトを実現できる環境が整っているという点が挙げられる。
日本人起業家のアメリカでのコミュニティ: ベイエリアには30-40人の日本人起業家がおり、年々増加している。彼らの多くは様々な背景や年齢層で、アメリカでのスタートアップに挑戦している。
海外での事業展開の障壁: 言語やビザ、資金調達など、海外でのチャレンジは多くの課題に直面する。特に、ビザの問題や、日本と異なる投資環境における課題がある。
AIとリテールの組み合わせ: 森永さんの次なる事業として、AIを活用したリテール業界でのチャレンジを考えていること。AIのトレンドに対する考察や、現在の市場動向についての見解が示されている。
資金調達と法人設立の戦略: 森永さんはエンジェルラウンドで資金調達を目指し、プロトタイプの開発を進めた後に法人設立を計画している。また、資金調達の過程で、日本とアメリカでの投資環境の違いについても言及されている。
—「森永さん、後半も始まりました。改めてよろしくお願いします。」
森永さん「よろしくお願いします!」
— 「前半の動画では 森永さんのバックグラウンドだったり スタートアップの話だったり、 その立ち上げたきっかけとか あとハードシングスとかもですね 色々と質問させていただきました。 まだ見てない視聴者の方は、ぜひ前半の動画も チェックしてください 後半の方ではグローバルというキーワードを 念頭に入れながら森永さんに 質問したいと思いますので、よろしくお願いします。」
森永さん「よろしくお願いします。」
— 「前半の方では、もう過去のそのスタートアップをやってたスタートアップとかの失敗したことを色々書き出して、で、その中でもやっぱりマーケットをどこでそのマーケット選定が結構大事だって改めて気づいたっていうところを言ってたと思うんですけども、そのマーケットを選ぶ際の、おそらく何ていうんですかね、この海外でチャレンジしたいなと思った時に、いろんなアプローチがあると思うんですよもう日本からある程度大きくして海外展開するか、もしくはDayからもうグローバルに行くかっていう話はあると思うんですけど、ただDayからグローバルに行くって、じゃあどこのマーケットに行くの? っていうところも多分結構ぶつかる課題だと思うんですよ… なのでそこで森永さんから見て、そのマーケットを選ぶ際のこの基準というか、その選定方法というか、もし何かそういうなんだろう、もしくはそういうのがあれば是非お伺いできればなと思います。」
森永さん 「わかりました。僕は最初のDayからマーケットとしてアメリカを選びたいなと思ってましたし、今も次もアメリカを選びたいなと思ってるんですけど、基本的にはこう、どこのマーケットをDay 1から選ぶのが正しいっていうのは僕はないと思ってるんですよね、なのでその個人がどういうふうなマーケットでチャレンジしたいのかとか、どういうものを解決したいのかによって、適切なマーケットは基本的には変わってくるというふうには思ってます。ただ、僕がこうアメリカのマーケットをDay 1から選ぶっていう理由としては、やはりグローバル、グローバル規模の事業であったり、プロダクトを作りたいっていうのが自分の想いとして強くあって、今はアメリカ以外でもそういうことが可能なのかもしれないんですけれども、やはり私が使ってる例えばYouTubeであったりNetflixであったりそういう企業ってやっぱ全てアメリカのベイエリアですよね。」
— 「確かにね。」
森永さん「なのでやっぱ自分のそういう思いを実現する場所としてアメリカにDayから行くのが成功確率を高められる方法なんじゃないかなと思ったので、僕はアメリカからっていうところでマーケットとして選んでいるっていうような状況ですね。」
— 「なるほど、ありがとうございます。ちなみに今アメリカで森永さんとお会いした際も、アメリカでチャレンジしてる日本人起業家のコミュニティがあるっていうのを
伺ったことがあって、さらにやっぱり増えてたりするんですか?」
森永さん「そうですねやっぱりベイエリアだけでも30-40人ぐらい、おそらく日本人で起業家でやってらっしゃる方がいて」
— 「すごいですね、なるほど。」
森永さん「年々増えてきてはいると思いますね。」
— 「なるほど。そっか、みんなどういうあれなんですかね おそらく年齢でいうと
やっぱ若手が多いんですか?大体どんな感じなんですか? バラバラなんですか?」
森永さん「結構バラバラですね一番こう若い方だと20代前半くらいから、半ばぐらいの方から、本当に30代、40代、会社員、日本で働いていて、アメリカで働いていて、そっから独立した方もいるので、結構幅広い年齢層いると思います。」
— 「そうですか、ちなみに質問なんですけども、その方々はもう最初からアメリカでチャレンジするっていうことを決めてたのか、どういうパターンが多いんですか?それとももう既に日本で成功してる、ある程度PMFさせていて、それ次のマーケットとしてアメリカを狙ってるのか、結構ケースバイケースだったりするんですか?」
森永さん「そうですね僕の周りとかだと、もう身一つでアメリカに来て、アメリカでスタートアップをやりたいっていう方が多い印象ではありますけどでもここ最近、日本でスタートアップを大きくしてアメリカ市場に入りたいってことで、ある程度日本でPMFして、お客さんもいる状態でサンフランシスコに来られた方もいらっしゃいますね。」
— 「じゃあ結構ケースバイケースなんですね。だけど大半はもう本当に身一つでアメリカに行ってチャレンジしてる方が多いと。」
森永さん「僕の周りだからかもしんないですけど。」
— 「なるほど。そういうことですね。何かちょっとやっぱ気になるのが、その海外で
チャレンジするのはどうするのが一番いいんだろうなってやっぱ考えちゃうんですよね。何かなんというか、やっぱり日本の場合、どうしてもおそらくこれはもう本当に仮説でしかないんですけども、やっぱり英語ができないから、みんな何だろう、行かないのかなっていうのがまず理由の一つとしてあるんじゃないかなと思っていてなのでやりたいんだけど、でもやっぱ英語がなっていうのがハードルだったりするんじゃないかなと思っていて。こう、森永さんとかはもう普通に元々英語ができてた方だったんですか?」
森永さん「でもやっぱ話すのはうまくなかったと思いますね 英語で話すのはもうアメリカ行ってからそこが上達していったっていう感じなんですかねそうですね なんで別に英語は問題ないと思って、じゃあアメリカでやっていけるなって思って渡米したわけでは全くないですね。」
— 「なるほど。何かこれって何かみんなどうしたらやっぱ海外でチャレンジするスタートアップの数を増やさないと、何て言うのかな結局何ていうか、もっとみんな海外行こうっていうふうにはならないんじゃないかという風に思っていて。なので、森永さんみたいに何かやっぱり小さい頃の衝撃体験というか、アメリカに対する憧れっていうか、やっぱりそこでチャレンジしたいというのが結構色々芽生えたと思うんですけども、もしそういう何かきっかけがない人たちで、何か海外でチャレンジしたいと思った時にどうするのが一番いいんだろうなっていうのはちょっと思っていて一つはもうとにかくもう嫌で行くしかないっていうかただやっぱりその中でもどこのマーケットでやるかはある程度自分で決めていかないと、結局中途半端になっちゃうんでなのでそれがアメリカだろうがなんだろうが、っていうか、自分で決める必要があるんじゃないかなと思っててやっぱり海外でチャレンジするにしても、やっぱりその国が好きになるかどうかって結構重要だと思うんですよ。自分も初めてフィリピンで起業した時にやっぱりフィリピンは元々、自分の中で身近にあって、そのルーツも分かってて、カルチャーも分かっててっていうのもあったという思いがあったからフィリピンでチャレンジするっていうことをもう意思決定はできたのですけど、もし何かそういうのがないとなかなかやっぱ難しいのかなっていうのをちょっと思ったりして なのでやっぱり何だろう、このメディアを立ち上げたのも、そういうのを参考というか、参考になる情報とか、もっとあればみんなもっと気軽にじゃないけど、もっと何だろう、あんまり難しく考えずに、もう海外にチャレンジできるんじゃないかなってちょっと思ったんですよね。なるほど。 ちなみにって言うか、アメリカでも人起業家でベイエリアで色々チャレンジされてる方がいると言ってたと思うんですけども、皆さんのビザとか、あと家とかはどうしているのですか?結構難しいんじゃないかなとちょっと思ってて特にアメリカとかは他のビザの手続きとか割と大変って聞くんで、厳しいし、みんなどうされてるんですか?」
森永さん「そうですね。やっぱりまずアメリカがどんなものなのかっていうのを見に行く目的も含めて、最初学生ビザとかでまずアメリカに勉強しながら、スタートアップでどうなってるのかなとか、ここでこうやっていけるのかなみたいなところで来る方ももちろんESTAでもいるんですけど、まずそういう風に最初アメリカに来る方が多いイメージですね。」
— 「じゃあ学生ビザとかって何年なんですか?」
森永さん「そのビザとしては僕の場合は年とかに出たんですけど、なので、年分ぐらいはマックス出るので、もちろん大学に行くこともできますし、大学院行くこともできますし、語学学校に行くこともできるんですけど、5年分ぐらいは出てた気がしますね。」
— 「じゃあ5年分出て。その学生ビザでも アルバイトとかその収入得て問題ないんですか?」
森永さん「それはもう完全にダメですね 学生ビザは。」
— 「なるほど、そういう収入を得てはダメだっていう…?そうか、ESTAだと最長で
どれくらい滞在できるんでしたっけ?」
森永さん「マックス一回の滞在で90日みたいなことは言われてるんですけど、本当にそうかどうかはちょっとちょっと分かんないんですけど、一応マックス90日みたいなことは言われてますね。」
— 「なるほどなるほど、分かりました。今、とりあえず森永さんの中ではアメリカで引き続き勝負したいと、勝負するっていう思いがあると思うんですけども、話せる範囲で今どういう、どういう領域でチャレンジしようっていうのがもう決まったりするんですか?」
森永さん「100個以上、実はアイデアを書き出して、先輩の方に壁打ちしてもらって、そういうのもあって色々考えてたんですけど、やっぱり僕としては先程言ってみたいなアメリカが主戦場となるような事業をしたいというところと、やっぱり今のトレンドとかをしっかりと生かせるような事業をっていうので、今で言うとAIだと思うんですけどその辺を主に見ていって、自分のバックグラウンド的にも、やはりリテールとかEC、物を売るみたいなところは僕のファーストキャリアとしても強く求めたみたいなので今こう…リテール×AIの領域での事業を次はチャレンジしてみたいなっていう風に思っています。」
— 「なるほど、リテール×AI…それはちょっとまだどういう内容なのかまだあれですけど、アメリカではやっぱりこのAIの…何て言うんですか?AIという領域は結構ホットな感じなんですか?」
森永さん「トレンドとしてはそうですね でもホットすぎて、逆に本当にAIっていいのかなみたいな。逆にこっちの方は何か、本当にこう…なんですかねー周回った感覚がありますね。」
— 「もう皆、全員AIばかり言ってるから、もう本当にAIいいのかという感じなんですね。」
森永さん「そんな印象ありますけどね。まぁそれでもまだホットなんじゃないかなと思います。」
— 「なるほど。いやぁ、結構何か自分のイメージだと大体オープンAIか
あとアンソロピックか…もう結構メインで、結構色々と広がっているような感じではあるんですけど、あとはやっぱり他のAIスタートアップのトレンドとしては結構何だろう、結構色んなアプローチありつつも、結局裏側の生成AIはオープンAIのITを使ったりみたいな感じだったりするんでそうか、そういう感じなんですね。ちなみにこのマーケットとしては冷え込んでいるっていう話は聞いたことあるんですけども今はどうなんですか?結構割と戻りつつあるんですか?」
森永さん「いや、まだ冷え込んでいる印象ありますね特にシリーズA、シリーズBとかは結構まだまだこう厳しい。シードとかプレシードとか、まだまだディールとかあるみたいなんですけど、レイターになればなるほど、ミドル、レイターになればなるほどまだまだ冷え込んでるみたいな印象ありますね。」
— 「そうなのですね。じゃあまだまだ時間かかりそうな感じしますね。これから、とりあえずアイデアを色々固めて、で、固まったら。その森永さんとしては、そのプロトタイプを作って、ある程度トラクション作れたら法人登記するんですか?それとも法人作ってからプロトタイプ作るのか、どういう感じで今回は考えてるんですか?」
森永さん「ちょっとそこもまだ考えてる途中なんですけど、やっぱりもう次のチャレンジをまたアメリカでやりたいって気持ちはあるので、近いうちにエンジェルラウンド…プロトタイプ間に合えば作りながら次ラウンド行ってこう次の会社を立ち上げて、アメリカでもなるべく早くまた再チャレンジしたいなって思ってます。」
— 「もうある程度固まったら、まあ間に合ったらプロトタイプを作って、プロトタイプある状態でエンジェルラウンドやって集めて。エンジェルラウンドだとどれぐらい集めようっていうのがあったりするんですか?目標として今は大体20万ドルぐらい、日本円で言うと3000万ぐらいを今目標に次は動き出したいと思ってます。」
森永さん「なるほどで、それで集まったら法人登記をして、法人はどこで?デラウェア州ですか?そうですね、基本的にはアメリカです例えばデラウェア州で作る。」
— 「大体みんなそうですよね CCorpで…」
森永さん「デラウェアでそうですね CCorpデラウェアで作って。」
— 「ちなみにその資金調達するってなった場合って大体みんなデラウェアで法人登記すると思うんですけども、日本のVCからもデラウェア州であれば割と出資しやすいんですか?日本のVCとかは。」
森永さん「前回の時に色々VCさんにお話をする機会があったんですけど、やはりファンドであったり仕事でアメリカの法人の企業は出資対象外っていうところもいくつかあった気がするので、なので本当に全てのVCさんがアメリカの企業に投資できるっていう状態ではないのかなっていう風に感じましたね。」
— 「じゃあ本当にそのVCによっては出来る出来ないっていうのが結構バラバラっていう感じなんですね。」
森永さん「そうですね、他にも細かい条件がファンドごとにあったりすることもあったと思うんですけどそうですね。」
— 「はい、今はこれからエンジェルラウンドで資金調達を行って展開していくいうか、形にしていくっていう風に考えているんですね。何か資金調達って割と結構みんなぶつかる課題かなってちょっと思っていてっていうのは、やっぱり例えば海外でチャレンジした時に日本と違って多分日本法人で日本のVCから調達すれば一番色々とスムーズかなと思いますし、いろんな人の融資とかも得られるじゃないですかだから日本人ファウンダーがじゃあ海外で法人登記した時に、なかなかそこら辺の日本で今あるそのサポート、要は融資だったりとかとか、何かなかなか受けづらいなっていうのと、あとは何かそのパターンとして皆苦労するかもなと思ってるのは、その海外でチャレンジしているけど、やっぱり海外VCとか海外投資家からお金は引っ張りづらいんじゃないかなっていうのがあったりして、何かそういう点においてはどのような感じで考えてますか?」
森永さん「そうですね。」
— 「やっぱりそういう課題ってやっぱ感じますかね。」
森永さん「やっぱり感じますね。やはりアメリカで法人を作ると、日本の融資制度とかなかなかそう難しいっていうのもありますし、さっき言ったように海外のスタートアップにアメリカスタートアップ含め、海外のスタートアップに出資できないようなファンドであったり、VCさんもいらっしゃるので、確かにそこは難しいところあるなと思いながらも、やっぱり例えばアメリカでスタートアップやってみた時にミドルとかレイト、次のシリーズAとか、シリーズBとか、例えばアメリカのベンチャーキャピタルに入ってもらいたいってなった時に、日本の会社だと逆にアメリカのVCが進出しづらいみたいなところもあったりとか、そうなるとやっぱり最初からデラウェアのCCorpで作る方が、中長期的にアメリカのVCにも将来的に入っていただくのであればやりやすいのかなとやりやすいっていう感じですね。」
— 「なるほど。アメリカとかなら確かにいろんな幅広い選択肢というか、法人登録することによって幅広く、今後長い目で見て探し、資金調達のことを考えたら、確かにそのデラウェアで作るっていうのもありますよね。ただ他の国になってくるとどうなんだろうな、東南アジアとかもっと色々とハードルがありそうですよね。」
森永さん「そうですよね。なんかこう、Yコンビネータ今どうかわかんないけど、YCとかもやっぱ会社はデラウェアCかっていうのを、あのアプリケーションの時に聞いてきたとか…デラウェアCで作れみたいな感じの指定まであったのかな何かちょっとそこまで覚えてないですけど、結構YCとか一つとっても、やっぱり会社の形態とかを聞いてきたりとかあったと思うので、アメリカでやるんだったらアメリカで会社を作る方がいいのかなって思いますね。」
— 「確かにそうでしょうね いや、何かそのグローバルでチャレンジするってなった時に、いろんなマーケットの考え方とかあると思うんですけど、何かやっぱり何て言うかどこで登記するかっていうのも、結構重要な気がしてきましたね。今いろいろ話を聞いてて。」
森永さん「そうですね。」
— 「例えば、じゃあフィリピンでチャレンジしたいですで、フィリピンで登記したら、確かに資金調達の観点で見た時に、フィリピン法人に対して日本のVCもアメリカのVCも出しやすいかって言ったら、確かにわからないもんな結構分かんないことが多すぎて色々こう聞くのがいいですよね、専門家とかにそういうのも視野に入れといてというか、もちろんマーケットリサーチする時にちょっと資金調達のことも考えて、どういうオプションがあってっていうのをもうやっぱセットで考えるべきだよなっていうのは、ちょっと今回話を聞いていて思いましたね。」
森永さん「そうですね、本当にそう思います。」
— 「なるほど。ありがとうございます。ちなみに例えばリーガル観点のことだったりとか、そのやっぱり法律とか全然違うじゃないですか?決まり事とかもそうですけども、何か結構誰に相談してたりするんですか。」
森永さん「さっき言ってたサンフランシスコの日本人起業家の中で色々ネットワークがあるので、そういう方にご紹介してもらって繋がるってこともありますし、あとジェトロ(日本貿易振興機構)さんとかも日本の起業家を海外で支援する体制もあったりして、JETROさん経由でこう繋いでいただくこともあったりします。」
— 「ありがとうございます。じゃあ今後の展開としては、どういう感じで考えてるんですか?そのアイデアを固めて、プロトタイプを作って、プロトタイプができたタイミングでエンジェルラウンドをやって、その後はどういう感じで考えてるんですか?
もうアクセラプログラムとかも参加するっていうのも視野に入れたりするんですか?」
森永さん「そうですね。今ちょうどそれに含めてメンバーにも声かけているところで、一緒に新たなメンバーにも声をかけているところなんですけど、やっぱりアメリカ、今回のエンジェルラウンドは主に日本のエンジェルインベスターの方にアプローチしようかなと思ってるんですけれども、やはりこう次のラウンドとか、その次の次のラウンドとかで、アメリカのベンチャーキャピタルであったり、エンジェル投資家にも入ってもらいたいなと思ってるので積極的にアクセラとかは早い段階で出していきたいなと思っていますね。」
— 「ちなみにアメリカとかだと、どこら辺のプログラムがお勧めだったりするんですか?何かいっぱいあるような気がしてね。アメリカは。」
森永さん「そうですよね。やっぱそのYCは結構有名だと思うんですけど、最近YCって質落ちたんじゃないの?みたいな声もあったりして、僕はちょっとまだそこはわかないんですけど、もちろんYCも出したいなって思ってますしやっぱりAIに特化したこう新しいアクセラレーションプログラムっていうのもたくさん出てきていて、そういうところに出したいなとも思ってますしあとはジェイソン・カラカニスさんがやってるローンチっていうアクセラプログラムもあるので、そういうところを今はこう出したいなと思ってますね。」
— 「大体みんなリクワイアメントというか、選定基準としてはプロトタイプの段階でも全然OKなんですか?」
森永さん「そうですね。ただ、ローンチに関しては、ある程度売上とかトラクションが出てないとなかなか難しいみたいな…と聞いたことがありますね。」
— 「ステップバイステップでやるっていうのもありかもしれないですね。まずアイディア段階だけでもオッケーなアクセラとで、そっからある程度ブラッシュアップしてブラッシュアップできたタイミングで色々とだんだんその次のステージとしてトラクション作れたらローンチみたいなのも、アプローチとしてあるかもしれないですね。」
森永さん「そうですね たくさんプログラムもあるので。」
— 「ちなみにCoファウンダーとかはこれからこれから探すのか、それともソロファウンダーでやっていくのか、どっちで考えていらっしゃるんですか?」
森永さん「Coファウンダーは今ちょうど話をしたり探してる途中でソロというよりは、ある程度チームメンバーを固めて始めていきたいなっていうふうに思っています」
— 「前回だと名でやられていたっていうのを言ってたと思うんですけども、今回は?何名でファウンダーを固めたい感じなんですか?」
森永さん「今考えているのは、基本Coファウンダーとしては同じように2名でやってきたなと思っているんですけど、最初の段階からパートタイムみたいなファンディングメンバーとして、パートタイムかもしれないですけれども、そういうメンバーも含めながら3人体制で次は始めていけたらいいなっていうのは、今ちょっと思ってますね。」
— 「ちなみに、役割としては何かもうあるんですか?自分の中で思い描いているような理想な役割っていうか。」
森永さん「そうですね、やっぱスキルセット違うファウンダーとチームを組みたいなと思っていて僕は結構ビジネスバックグラウンドなので、テック寄りのCoファウンダーを…」
— 「AIだとテック寄りの人が結構重要になってきそうですね。」
森永さん「そうですね。やっぱりできる範囲もビジネスとバックグラウンド違うと増えたりするので。」
— 「じゃあCoファウンダーを探すときってどういう?どういう方法で探してるのかっていうのと、あとやっぱり自分の中の選定基準ってどういうのを見てたりするんですか?」
森永さん「探し方は色々あると思うんですけど、よく使っているのがYコンビネータが提供しているCoファウンダーマッチングみたいなサービスがあって、そこで出会って、そこで出会った方もいれば友達の紹介とか、全然スタートアップに関係ないところで出会った方に一緒にやってみないかみたいな誘うこともありますね。」
— 「そっか。じゃあ結構最終的にこのオファーを出すのって、森永さん自身はどこをどうやって決めてるんですか?この人と一緒にやりたいなってどういう人だったりするんですか?」
森永さん「結構スキルセットみたいなところを僕がさっき見てるみたいなことも言ってましたけど、それ以上に大事なのが、やっぱり同じような目線でスタートアップをやっていけるかっていうところだと思っていて、そこの目線が違えば、何かうまくいかなかった時とか、じゃあ、例えば今の事業が難しかった時に、やっぱり分裂してしまうのかなと思っていてただ、もっともう段階大きいところで、同じビジョンとか同じ目標を見れるメンバーであれば、やり直しもできると思いますし、そういうのではチームもバラバラなったりしないと思っているので、結構そういうビジョンとか、スタートアップとしてどうしたいかとか、なんでスタートアップしようとしているのかとか、そういうところの考えとかが近しい、もしくは一致してるとメンバーとして一緒にやっていけるんじゃないかなって思いますより良いっていう感じですね。」
— 「確かにそこら辺の志ではないですけど、やっぱある程度同じベクトルを向いてる方がやりやすいですよね。」
森永さん「そうですね、そこは結構確認したりしますね。」
— 「ありがとうございます。ちなみに、これから海外でチャレンジしたいなと思ってる若手起業家に向けてなんですけども、何て言うんですか、最初から避けた方がいいっていうアドバイスもしあれば、これはもう気をつけた方がいいっていうか、避けた方がいいっていうのが、もしあればお伺いしたいなと思います。」
森永さん「アメリカとか海外とかに出たいって方に向けてってことですよね。」
— 「そうですそうです。」
森永さん「これは僕の考えなんですけど、あんまり日本での準備に時間を費やしすぎなくていいんじゃないかって思います。これは英語一つとってもそうですし、ビジネスアイデアの一つとってもそうですし、まずはその国に行ってみるそれがアメリカならアメリカに行ってみるで、おそらく日本で考えてたビジネスプランと、実際にアメリカに来ると全然違うものになったりするケースもたくさんあると思いますしそうですよね英語もなんですかね 日本でいくら英語勉強していても、やっぱりアメリカで話す時ってその単語力とかそういうのじゃなくて、やっぱりコミュニケーション力の方がすごい大事なんですけどね。英語力よりも英語喋れない英語が苦手な方でも、すごくアメリカでこう意思疎通できる方もいれば、すごい英語の知識あっても、アメリカ来てなかなかこっちの方と話せない方もいますしそう思ったら日本であんまり下準備に時間をかけてREADYになったら行こうみたいな感じじゃなくて、まずは気軽な感じで一回来てみて、本当にここが自分がやりたいところがどうなのかってところを肌で感じて判断するのがいいんじゃないかなって思います。」
— 「いや、それは今のすごくいいインサイトですね。私も賛成で、とにかくもやっぱりみんないろんな理由を考えて結構英語がまだだとか、ビジネスアイディアがまだだとかっていうのが結構ね、結構足かせになってる理由が結構あると見受けられるというかであれば、一回やっぱり行ってみて、自分の肌で感じて、自分の目で見て判断をする方が圧倒的に早いのと、あとやっぱり現地でもう実際やられてる方々と会って話す方がやっぱ一番早いかなと思ってるんで、まず安いチケットとって気軽にまず色々と自分から情報収集して、自分でやっぱ感じるのが一番いいなっていうのは感じますね。
いやーありがとうございます。ちなみに日本のスタートアップエコシステムがもっと…まぁ今日も米国にいるんであれだと思うんですけども、日本のスタートアップエコシステムがもっと盛り上がるにはどうするのがいいと思いますか?で、どうやったらもっともっと日本のスタートアップの風が海外で海外でチャレンジする日本のスタートアップの数がどうやったらもっと増えると思いますか?」
森永さん「すごい難しい質問ですね。日本のスタートアップエコシステムですよね。」
— 「そうですね、どうやったらもっと今結構頑張って盛り上がってるような感じもしますし、政府も結構、か年スタートアップ計画みたいなものとか掲げていて、結構前よりもいろんなグローバルイベントみたいなものが増えてという感じはして、結構いい形で変わっていってるなていうふうに思いますし、エンジェル税制っていうのとかもできてね。」
森永さん「そうですよね。」
— 「これをきっかけにエンジェル投資するっていう人たちもこれから増えてくるんじゃないかなと思ってまして、良い流れかなというのは思うんですけどね。」
森永さん「国を挙げて日本としてのスタートアップを支援していこうという…状況だと思いますし、日本のスタートアップに対する投資金額も年々上がっていますし、今、市況もそんなに日本は厳しくないところもあれば、あとは起業家側がまず日本の中でどうやって増えるかっていうところだと思うんですよね起業家が増えれば、その分チャレンジする方が増えれば、その中で確率の問題で大きくなるスタートアップが出てくると思いますし、やっぱりまずは起業したいなとか、スタートアップやってみたいんだよねっていう人がまずはこうやってみるっていうところの意思決定いうか、どこまでできるかどうかってとこだと思っていて、昭和とか僕暮らしたことないですけど、終身雇用とかでもなくなってると思うんですよで、一回例えばスタートアップして失敗したとしても、昔は何かそういうレッテルを貼られて再就職しにくかったりしたかもしれないですけれども、今はそういうスタートアップをしていった経験とかっていうのをすごくプラスに捉えてくれる企業とかも増えてきていると思っていて、何か起業家としてチャレンジすることに対するリスクとか昔に比べてすごく減ってるんじゃないかなって思うんですよね。そこに気が付いて、日本でまず起業してみようかな?スタートアップしてみようかな?って人が増えれば、日本のスタートアップとしてもどんどん回っていくんじゃないかなって思いますね。」
— 「確かに何か私としても、本当にその環境としてすごく昔よりも本当に起業しやすい環境になってるんじゃないかなというのはやっぱ感じているので、やっぱりこう、何て言うんですか、大学卒業して、もちろんいろんな考え方があるんで、これはもう全員に当てはまるわけではないとは思ってはいるんですけども、卒業後、最初は起業するっていう選択肢を、まあ当たり前な世の中っていうか、日本でも当たり前な形になればもっといいんじゃないかなっていうふうに思いますねやっぱりどうしてもちょっと言葉を選ばずに言えるんだとすると、やっぱりどうしても同調圧力が凄すぎて、やっぱ自分がみんなから外れた道行くと、結構やっぱりアウトサイダーとして日本では割と見られるって言うか、やっぱその文化が文化なのか何なのかうまく言語化できないんですけど、やっぱそういうのがあるんでなのでやっぱそういうのを気にせずその自分のやりたいことっていうか、思い切りその企業というのも一つの選択肢としてあってもいいんじゃないかなとは思いますね。」
森永さん「そうですね本当に日本人の方が海外にチャレンジするという文脈でいくと、もう10年くらい前から日本人の方でシリコンバレーチャレンジする方が今第世代でいらっしゃって、かなり日本人がシリコンバレー、アメリカで起業する時に気をつけなければいけないこととか、落とし穴みたいなところをすごくこう、今整理してもらってる状態になってきてるんですよね、なので日本でもアメリカでも、あまり起業のハードルっていうのはそこまで変わんないんじゃないかなと思っていてもちろんビザとか制度はあるかもしれないですけど、どっちでやりたいかとかだと思うんですよね日本でこういうことをやりたいのであれば、日本Coだと思いますし、アメリカでやりたいシンガポールでやりたい、色々あると思うんですけど、そこをアメリカだから難しいとか、日本だから簡単とかじゃなくて、自分が今どういうふうなところの市場でスタートアップしたいかっていうところに従って選ぶことができればアメリカとか海外で起業していく方もどんどん増えてくるんじゃないかなと思います。」
— 「なるほど、ありがとうございます。いや本当にもっともっと海外でチャレンジする日本人若手起業家が本当に増えればなと思いますし、もちろん起業家だけじゃなくても、やっぱりビジネスマンでも本当にその海外でいつか住みたい、働きたいという方々に向けてもね、この話がいろいろ参考になればいいんじゃないかなという風に思ってますちなみに森永さんはどこでアプローチできるんですか?」
森永さん「結構、X(旧Twitter)なりLinkedInなりLinkedInかFacebookが一番僕見てると思うので...」
— 「わかりました。」
森永さん「そこでもしアメリカに行きたいというのであれば。」
— 「そうですね、結構視聴者の中で やっぱちょっともうちょっと話聞きたいとか というのも、もしかしたら出てくるとは思いますし、 そうですね、森永さんのFacebookのリンクだったり、 LinkedInのリンクとかも どっかで貼らせていただければなと思いますんで。 もうこれで最後になるんですけども、 もう海外にチャレンジしたい方々に向けて、もし 最後に一言あればお願いできればと思います。」
森永さん「わかりました僕もアメリカ来るに不安でしたし、サラリーマンとかAMAZONで勤め人を辞めて起業する時も不安だったんですけど、やっぱりこうあらゆるところで手助けしてくれる方がたくさん現れてきてで、そういう方たちに助けていただきながら、今僕もこういうところにチャレンジを続けられてるっていう状況で、僕が普段日本で行き来しているサンフランシスコとか、ベイエリアだと、本気でこう、日本からチャレンジする起業家をグループで応援するコミュニティーで応援するっていうのはすごく整っているというか、すごい強い結び付きでコミュニティができているので、何もわからない状況で不安かもしれないんですけれどもサンフランシスコ、シリコンバレーに飛び込むっていう起業家の方がいれば、しっかりと支えてくれる、サポートしてくれるメンバーが周りにたくさんいるので、そういう不安な気持ちもあると思うんですけど、一回サンフランシスコに来て一緒にこう頑張りたいなっていう風に思ってるので。」
— 「そうですね。それでみんなで一丸となってもらえたらいいですよねサムライスピリッツで、ありがとうございます。最後まで視聴いただき、ありがとうございます。もし周りにその海外に興味がある、海外にチャレンジしたいっていう方がいましたら、ぜひこのポッドキャストSpotify、Apple、Google Podcastで聴けるので、シェアしていただけますと嬉しいです。ついでにフォローもしていただけるとモチベーションになるので、ぜひお願いします。ではまた次のエピソードでお会いしましょうご視聴ありがとうございました。森永さん、ご出演ありがとうございました。」
森永さん「ありがとうございました。」
ー「はい、よろしくお願いします。」